トイトイ、サンアンコウなど刻子に関する役

ここでは、刻子に関連した役を紹介していきます。

刻子とは、のように同じ牌が3つのグループです。





■ 対々和(トイトイホー)・・・2飜 鳴いても成立。食い下がりなし。

役の条件、メリット、デメリット
・すべてのメンツが刻子で構成されている。
・ポンなど鳴いても食い下がりせず、2である

■三暗刻(サンアンコウ)・・・2飜 鳴いても成立。食い下がりなし。

役の条件、メリット、デメリット
・暗刻を3つ作れば完成
・ポン・チー・明カンをしてもハン数に変化なし。実質できるのは1回。
・暗カンは暗刻と同じ扱いになる

この役は暗刻という意味をしっかりと理解していないと紛らわしいので、図を使って説明しますね。

例えば、今、手配がこうだったとします。
    

この状況から、の単騎待ちの場合、これは既に、手配に暗刻が3つあるために、ツモ上がりでもロン上がりでも三暗刻は成立します。
    


この状況での のりゃんめん待ちでも同じく、手配に暗刻が3つあるために、ツモ上がりでもロン上がりでも三暗刻は成立します。

ただ、次の形では注意が必要です。

    


この形での  の待ちです。

この形は、ツモあがりのときは、三暗刻は成立しますが、ロン上がりのときは、三暗刻は成立しません。

なぜかというと、ロンあがりの場合、それは、人の牌なので、自分で作ったわけではないので、暗刻とはいえないのです。

ここは注意してくださいね。


■ 四暗刻(スーアンコウ)・・・役満

役の条件、メリット、デメリット
・暗刻を4つ作れば完成
・暗カンは、行っても問題なく、暗刻として扱われる。


この役も、暗刻という意味をしっかりと理解していないと紛らわしいので、図を使って説明します。三暗刻と理由はまったく同じです。

手牌がこの状態だったとします。
    


この状態での待ちは、ツモあがりでもロン上がりでも四暗刻は成立します。

また、四暗刻単騎待ちは、ダブル役満(親96000点 子64000点)というルールもありますので、確認をしたほうがいいかと思います。

話を戻しますと、

次の形の場合は、変わります。

    


この場合での のまちは、ツモの場合は、四暗刻成立しますが、ロンあがりの場合は、他人のものからあがっていることになるので、成立しません。

ちなみに、ロン上がりの場合は、ハツ、トイトイホー、三暗刻ということで、5ハンになります。