スジ引っ掛け

さきほどのページで、スジについてご紹介したと思います。

では、そのスジを利用した、スジひっかけというものをご紹介します。

これは、狙わずに、自然に起きてしまうこともあります。狙って行うことができるようになれば、相手は、スジを、信用できなくなるので、悩ませることができるようになりますので、覚えてみて下さい。

自然に起きてしまう状況としては、

手元にを持っていたとして、をツモってきたとします。
カンチャン待ちが二つもあり、気持ち悪いと思います。

しかし、ここで、を捨ててみましょう。
そうすると、待ちは、になります。

さきほど紹介した、スジの考え方からするとは、安全な牌なはずです。
これがスジ引っ掛けです。

リーチ牌に関しては、スジ引っ掛けの可能性が高いので、スジひっかけも警戒した方がいいと思います。

それはなぜかというと、


    

このような状態で、イーシャンテンだった場合に、よく発生します。

先に、が入ってきたら、の両面待ち(リャンメン待ち)になるのですが、先に、は入ってしまったときですね。

この場合は、を捨てるとスジ引っ掛けになります。



また、他にも、シャボ待ちの時などもあります。

捨て牌にが捨ててあったとします。そこで、あえて、


     
このような形で、まってみるとかですね。これもスジ引っ掛けになります。

これを狙ってできるようになれば、スジも警戒されるようになり、リーチ後は、相手が何をすてたら安全かが信用できなくなり、降りてくれることもありますので、ぜひやってみてください