フリテンについて学んでみよう

ここでは、麻雀をする上で、知っておく必要がある、重要なルール、
フリテンについて、紹介します。

これは、ロンするときに重要になってくるルールです。

フリテンとは、ロンできないテンパイのことです。

フリテンになる条件はいくつかあります。

ひとつずつ紹介します



捨て牌によるフリテン

まず、ひとつ目は、

アガリ牌が、自分の捨て牌にある状態

捨て牌によるフリテンです。

ただし、注意があります。

先ほど、アガリ牌が、捨て牌にある状態と書きましたが、

実際には、待ちに絡む牌がひとつでも、捨て牌にある場合は、フリテンになります。

手配
     

捨て牌


待ちは、ですね。



ここで他家がを捨てた場合、これは、捨て牌にはないのでロンできるようにみえますが、これもフリテン対象です。

なぜかというとが捨ててありますね。今回の待ちは、です。

待ちに絡んでいます。ですので、フリテンになります。

これが待ちに絡む牌がひとつでも、捨て牌にある場合はフリテンの意味です。



同順内フリテン


テンパイしているが、リーチをしていない状況でおきるのが、同順内フリテンです


それは、一度、ロンできるのに、見逃したときに次の自分のツモがこない限り

そのあと、別の人が、捨ててもロンできないというものです。

たとえば、自分の手配がこのような状態だったとします。

     

の待ちですね。

ここで、自分の次の人が、を捨てたとします。

それをテンパイしていることに気づかずにロンしなかったとします。

そのあと、さらに次の人が、同じようにを捨てた場合に、ロンができないというものです。

ここで、注意が必要なのですが、先ほどと同じように、フリテンは、待ちに絡むすべての牌が対象となるということをご注意ください。

つまり、さきほどの図解でいうと、さきほどは、同じを捨てたパターンでした。しかし、後から捨てられた牌が、でもロンはできないのです。


次に実際に最も起きそうな同順内フリテンを紹介しましょう。


手配が少し変わっています。
     

この状態から

先にを捨てられたとします。

そうすると、の場合は、役がないのです。なので、ロンしたくてもロンできない状況となります。しかし、これも対象です。


この状況で、自分のツモが来る前にを次の人が捨てたとしても、これもロンはできません。


非常にこのあたりはややこしいのですが、しっかり理解していきましょう




リーチ後のフリテン


次にリーチ後のフリテンです。

リーチ後のフリテンは意外とシンプルです。

リーチ後、一度でもロンを見逃した場合、以降は、ロンできません

ツモするしかありません。


見逃しやすい状況としては、


多面待ちのときです。特にホンイツや、清一色のときにおきますね。

自分では、きずかないアガリ牌があり、それを見逃していたり、既に捨て牌にあったり、このあたりは一番注意しましょう。